粗末な頭

 

 浪人のときに聴いていた音楽を聴くと、自分が世に家族に無用であるという実感、気色悪い予備校生と御茶ノ水の医科歯科の前の橋、下に川と鉄道が通っていたところ、意味もなく繰り返し思い描いていた男の子のこと、とても寒かったことを思い出す。

 

  センシティブである必要なんか全くないし、人の気持ちだけわかれば自分の感情なんか必要ないのでは。

 

 めちゃくちゃ苦しい生活が続く。学校そんなにすぐ来ないでいいんだよ、って高校の先生は言ったけど、家が苦しかったこと。

 

 めちゃくちゃ苦しい生活と闘いが続く。M君にも見放されてしまった。

 私が先輩に言いたいことは、口笛が吹けるようになったことです。妹とクイズして遊べます。先輩の立場に立って、共感することもできるんですけどそうすると立つ瀬が無くて苦しい。こんなに引きずることも私の頭のおかしい証明でしかない。